春には製パンメーカーが色々とキャンペーンを行いますが、ブログ主もこれに乗っかって山崎製パン、フジパン、日糧製パンの食パン菓子パンを食べまくりました。
ただモグモグするだけではつまらないし飽きるので、チョコレートを使ったオリジナルのレシピを作ろうと思い立ちました。
気がつけば、キャンペーンは終わったのに、レシピが完成しないという理由でパンを買っていました。ちなみに、個人的な好みはパスコの超熟です。
今回はその成果を酒粕とスターアニス、グレープフルーツを使ったチョコレートフレンチトーストとしてブログに書くことにします。
- フレンチトースト材料(1人分)
- グレープフルーツソース材料(作りやすい分量)
- 作り方
- グレープフルーツソースの工程別・作り方のポイント
- フレンチトーストの工程別・作り方のポイント
- 1.食パンの耳を切り落としてから半分に切り、切れ目を入れてポケットを作る
- 2.鍋に酒粕を入れ、少しずつ牛乳を加え、混ぜる
- 3.2にスターアニスを入れ、フタをして沸騰直前まで弱火で温める
- 4.3の火を止め、チョコレートAを割り入れ、溶かして粗熱を取る
- 5.4に卵を割り入れて、よく混ぜ、ざるで濾して、余計な卵を取り除く(スターアニスは取り除かない)
- 6.食パンのポケットに卵液を少量入れ、ポケットにチョコレートBを入れる
- 7.容器に卵液、食パンを入れ、2時間以上浸す
- 8.フライパンにバターを入れて溶かし、食パンを入れ、フタをして弱火で4分焼く。裏返して焼き目がつくまで焼く
- 9.皿に6とグレープフルーツソースを盛って完成
- 味
フレンチトースト材料(1人分)
食パン(5枚切り) 1枚
卵 1個
牛乳 100ml
チョコレートA 20g
スターアニス 1粒
酒粕 小さじ2
チョコレートB 4かけ(15gから20g)
バター 10g
グレープフルーツソース材料(作りやすい分量)
グレープフルーツバージョン(推奨)
グレープフルーツ 1個
片栗粉 小さじ1
レモン汁 小さじ2
グラニュー糖 小さじ2
すみません、画像では片栗粉が抜けています。
グレープフルーツジュースバージョン
グレープフルーツジュース 100ml
片栗粉 小さじ半分
作り方
フレンチトースト
1.食パンの耳を切り落とてから半分に切り、切れ目を入れてポケットを作る
2.鍋に酒粕を入れ、少しずつ牛乳を加え、混ぜる
3.2にスターアニスを入れ、フタをして弱火で沸騰直前まで温める
4.3の火を止め、チョコレートAを割り入れ、溶かして粗熱を取る
5.4に卵を割り入れて、よく混ぜ、ざるで濾して、余計な卵を取り除く(スターアニスは取り除かない)
6.食パンのポケットに卵液を少量入れ、ポケットにチョコレートBを入れる
7.容器に卵液、食パンを入れ、2時間以上浸す
8.フライパンにバターを入れて溶かし、食パンを入れ、フタをして弱火で4分焼く。裏返して焼き目がつくまで焼く
9.皿に6とグレープフルーツソースを盛って完成
グレープフルーツソース
1.グレープフルーツから果肉を取り出す
2.鍋にグレープフルーツ、片栗粉、砂糖を入れ、よく混ぜる
3.中火でかき混ぜながらとろみをつける。沸騰させてから冷ます
ジュースで作る場合は、
1.小鍋にグレープフルーツジュース、片栗粉を入れてよく混ぜる
2.中火でとろみがつくまで火を通し、一度沸騰させてから冷ます
グレープフルーツソースの工程別・作り方のポイント
1.グレープフルーツから果肉を取り出す
グレープフルーツを真横から真っ二つにして、スプーンでほじるのがおすすめです。
きれいな形で取り出しても火にかけると形が崩れてしまいます。
2.鍋にグレープフルーツ、片栗粉、砂糖を入れ、よく混ぜる
ダマを防止するために、火をかける前によくかき混ぜて、片栗粉を溶かします。
3.中火でかき混ぜながらとろみをつける。沸騰させてから冷ます
ここの画像は湯気でレンズが曇ったのでありません。
かき混ぜながらとろみをつけたほうが片栗粉がダマになりません。沸騰させないと冷めた時、とろみが消えることがあります。
ジュースで作る場合も事情は同じなので、解説は省略します。
フレンチトーストの工程別・作り方のポイント
1.食パンの耳を切り落としてから半分に切り、切れ目を入れてポケットを作る
食パンの耳は切り落としたほうがおいしかったです。耳をつけたまま作る場合、分量が変わってしまいます。
ブログの最後に耳付きの場合のフレンチトーストの分量を書いておきます。
ちなみに、柔らかいフレンチトーストを食べたい場合、フォークで軽く突き刺して穴を開けます。
ただ、この方法はパンが崩れやすくなるので推奨はしていません。
2.鍋に酒粕を入れ、少しずつ牛乳を加え、混ぜる
酒粕はダマになるので、少しずつ牛乳を加えて混ぜていってください。
こんな感じで牛乳と酒粕を混ぜていきます。
3.2にスターアニスを入れ、フタをして沸騰直前まで弱火で温める
スターアニスの香りを牛乳に出しやすくするためとチョコを溶かすために温めます。香りを逃がさないために、必ずフタをしてください。
4.3の火を止め、チョコレートAを割り入れ、溶かして粗熱を取る
チョコレートを割り入れたら、数十秒待ってからヘラでかき混ぜると溶けやすいです。
5.4に卵を割り入れて、よく混ぜ、ざるで濾して、余計な卵を取り除く(スターアニスは取り除かない)
ぐるぐるとよく混ぜます。
濾すと上画像のように余分なものが結構多いです。スターアニスも取り除きたくなりますが、卵液に入れておくと香りが抽出されるので入れておいてください。
濾すと滑らかになります。
6.食パンのポケットに卵液を少量入れ、ポケットにチョコレートBを入れる
色々と試したのですが、食パンの中にまで卵液が染みこみづらかったです。そのため、卵液はポケットに入れてしまったほうがおいしく感じます。
ついでに、チョコレートもポケットに入れてしまったほうがおいしかったです。
ポケットによってはチョコレートをもっと入れても大丈夫ですが、入れすぎると、パンに穴が開きやすくなり、焼いた時もチョコがポケットから出て焦げやすくなります。
きれいに焼き上げるには、パンパンにチョコを詰めないのがコツです。
7.容器に卵液、食パンを入れ、2時間以上浸す
食パン全面に卵液がかかるようにしてください。
浸けてすぐ、30分、1時間、一晩と色々と試した結果、二時間くらいからがおいしくなりました。
8.フライパンにバターを入れて溶かし、食パンを入れ、フタをして弱火で4分焼く。裏返して焼き目がつくまで焼く
蓋をして弱火でじっくり焼いたほうがおいしいです。
実際の焼き時間はフライパンやコンロによって違うので、目安にしてください。
9.皿に6とグレープフルーツソースを盛って完成
お疲れさまでした。
味
チョコレートの甘さと苦さはありつつも、酒粕の甘さとスターアニスの甘い香り、グレープフルーツのほろ苦さがマッチしています。
試作の途中で、酒粕、スターアニス、グレープフルーツって要素が多すぎるんじゃないかと思って、一つずつ抜いて試したんですけど、どれか一つでも抜けるとダメ。
話がそれるけど、本当はスターアニスを入れるつもりはなかったんだけど、試作初日に、「入れておくれよ~」って訴えかけてるような気がしてつい入れたんですよね。
正直、酒粕もスターアニスも買っても余りがちだから、「作ってみてね」とは言えないけれど、これはおいしい。
おまけ・耳付きの場合の分量
食パン(5枚切り) 1枚
卵 1個
牛乳 150ml
チョコレートA 25g
スターアニス 1個
酒粕 大さじ1
チョコレートB 4かけ(15gから20g)
バター 10g
耳付きの場合、つける時間を一晩にしたほうが耳が柔らかくなっておいしいです。