一時期、コンビニがキッカケでブームとなったのがチョコレートバブカと呼ばれるパンなのですが、この記事を書いている2021年6月現在影も形も見なくなりました。
見た目はチョコレートを練りこんだパンなのですが、具体的にどのようなパンか知っていますか?
今回、チョコレートバブカとはどんなパンなのか、買える場所・由来・おいしい食べ方を中心に紹介します。
いつかやってくるかもしれない再ブームに備えてしっかりと予習と復習を行っておきましょう。
チョコレートバブカとは?由来は?
バターがたっぷりと使われたブリオッシュ生地に、シナモン風味のチョコレートを練りこんだのがチョコレートバブカです。
バブカはチョコ以外にも種類がありますが、日本ではチョコレートバブカが最初に紹介されたため、バブカ=チョコと連想する人のほうが多いと思います。
バブカの由来
バブカの由来ですが、元々、ユダヤ系のパンで、お祝いの日に食べられてきました。現在はアメリカ東海岸ではポピュラーなものとして親しまれています。
ちなみに、アメリカのニューヨークで流行ったのはブリオッシュ生地ですが、バターたっぷりの生地であればいいらしく、日本ではクロワッサン生地のこともあります。
どんな生地であれ、ハイカロリーなのが存分に伝わってくるいかにもアメリカンなパンです。
日本で広まったキッカケ
チョコレートバブカはアメリカニューヨークで流行し、日本ではセブンイレブンが発売したことで有名になり、一時期話題となりました。
ただ、日本では定番になるまでには至っていません。
おいしい食べ方は?
温めてから少し冷ましたほうがおいしいです。以下に手順を紹介します。
1.オーブントースターを4分ほど温め、スイッチを切ってパンを入れる
2.余熱で5分ほど温める
3.トースターから取り出し、1分冷ます
上記のようにすると、焦げるのを防げるうえにパンのサクサク食感を楽しめます。
コツはトースターから取り出した後に1分冷ますことです。 こうすることで、生地のバターが落ち着き、サクサク食感になるのです。
冷凍のパンの場合は自然解凍か電子レンジで解凍してから、上記の手順を行いましょう。
どこで買える?
チョコレートバブカはスーパーやコンビニといった身近なお店ではなかなか見つけられませんが、ネット通販可能です。
商品を2つ紹介しますが、どちらも冷凍で届くので食べたい時に食べたい分だけ切り分けて、解凍することができます。
冷凍で届くので、お店でパンを買うよりも日持ちしますし、味も損なわれません。
なお、この情報は記事執筆の2021年6月時点の情報なので、変更になっている可能性もあります
①メゾンカカオ
メゾンカカオは鎌倉にあるチョコレートのお店です。こだわりのチョコレートを練りこんで、ショコラティエの方が一つ一つ手作りされています。
国産の発酵バターを練りこんだクロワッサン生地に、和三盆を練りこんだチョコレートを使用しているのが特徴です。
チョコレートクロワッサン食パン「バブカ」|メゾンカカオ【公式】通販 オンラインショップ – MAISON CACAO
②ファットウィッチベーカリー
ファットウィッチベーカリーはニューヨークの大人気ブラウニー専門店。ブラウニー専門とはいいつつもクッキーなどの焼菓子も販売しています。
使用しているチョコレートは同店の代名詞的商品であるブラウニーと同じもの。パンは外はサクサクなかはしっとりとしているのが特徴です。
機会があればチョコレートバブカを食べてみたい
チョコレートバブカはユダヤ系のパンをルーツとしていて、ニューヨークで2017年頃にブームになりました。
一時期はコンビニやスーパーでも販売していましたが、現在はブームも去り、なかなか見なくなりました。
クロワッサン生地やデニッシュ生地のチョコパンは売っているので、似たようなパンは食べることはできます。
ただ、本場のチョコバブカを食べた人からすると、シナモンの風味が足りないとのこと。機会があれば、食べてみたいですね。