アップルチョコカスタードの米粉タルト

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つい先日、ブラックサンダーアップルパイ味(2020年10月発売期間限定)を食べたのですが、とてもおいしかったです。

ブラックサンダーはアップルパイ味だったのですが、同じような味を作ってみたいと思い、アップルチョコカスタードの米粉タルトとしてやってみました。

小麦粉不使用のグルテンフリーで、タルトはフライパンで作るため、オーブンも必要ありません。

甘さ控えめなので、甘いのが好きな場合はタルト・アップルフィリング・チョコカスタードの砂糖をそれぞれ10gほど足してみてください。

 

材料(20センチフライパン・2人から4人分)

米粉タルト

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米粉・80g

アーモンドプードル・30g

片栗粉・40g

バター・60g

砂糖・30g

塩・2g

卵・1個

 

バターはタルト生地の場合、塩を加えるので無塩でも加塩でもどちらでも構いません。

アップルフィリング

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リンゴ・1個

レモン汁・大さじ1

バター(無塩がおすすめ)・20g

砂糖・20g

シナモン・小さじ半分弱

 

使用するリンゴは品種にこだわりはありません。今回はもらったリンゴなので品種はわかりません。

秋になると紅玉といった加熱料理向きのリンゴが発売されるので、手に入ったらそちらを使ってもおいしいですが、甘くないので、砂糖を40gほど増やすといいでしょう。

今回はレモン汁の代わりにシークワーサーエキスを使っています。レモンは生のレモンを絞ったものでも市販のエキスでも構いません。

加塩バターでも作れますが、味わいが変わります。

チョコカスタード

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片栗粉・小さじ1

カレ・ド・ショコラ70・5枚

牛乳・1/2カップ

砂糖・10g

 

ビターに仕上げたかったので、カレ・ド・ショコラ70を使用しましたが、お好きなチョコレートで大丈夫です。

ミルクチョコやカカオ分が低いチョコを使うとその分甘さも強くなります。

作り方

米粉タルト

粉類のボウルと溶かしたバターと卵を入れるボウルを用意してください。

1.粉類・砂糖・塩をボウルに入れ、泡だて器で混ぜる

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泡立て器でよく混ぜることで、ふるう必要がありません。

2.溶かしたバターと卵をボウルに入れて混ぜる

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混ぜていると卵に火が通ってもったりしてきますが、すぐに粉を入れるので大丈夫です。

3.粉類を溶かしバターと卵が入ったボウルに入れて混ぜる

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シリコン製のへらで混ぜるとやりやすいです。

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4.フライパンに塗るように生地を入れる

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20センチのフライパンに入れたら、鍋肌に塗ってください。

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画像では忘れてしまいましたが、フォークで穴を開けないと焼いている途中で生地が膨らんでしまいます。

フライパンにタルト生地がくっついたら嫌、場合はクッキングシートを敷くといいです。

6.フタをして弱火でじっくりと焼く

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上の画像は焼き上がりのものですが、けっこう縮みます。

火加減は一番弱くして、ふたをして焼いていきます。焼き上がりの目安は10分から20分の間で、ふちが色づいたら完成です。

焼き上がりは生地が柔らかいのですが、冷めると固くなります。フライパンから取り出すのは冷めてからにしてください。

7.冷めたら完成 

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ふちが欠けてしまいましたが、冷めたものです。

アップルフィリング

1.リンゴを切る

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厚みを均一にできたほうが仕上がりは美しいのでしょうが、そこまでの腕前ではないので厚みにばらつきがあります。それでも大丈夫です。

2.フライパンにリンゴ、レモン汁、バター、砂糖、シナモンを入れ、ふたをして煮る

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3.火が通ったらフタを外し、水分を飛ばす

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結構な量の水がリンゴから出てくるので、鍋をゆすったり、ヘラで混ぜたりしながら水分を飛ばしてください。

4.リンゴがカラメル色になったら完成

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カラメル色にするためにお砂糖はしっかりと入れます。

チョコカスタード

 チョコを入れずに作ると普通のカスタードクリームになります。

1.小鍋に砕いたカレ・ド・ショコラ70、卵、牛乳、片栗粉、砂糖を入れ、よく混ぜる

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片栗粉を入れたらすぐに混ぜてください。時間を置くと底で固まってダマの原因になります。

2.弱火で混ぜ続ける

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チョコレートが溶けるのが遅いため、ちゃんと溶けるのかと不安に思うかもしれませんが、固まってくる前にきちんと溶けるので大丈夫です。

3.もったりとしてきたら完成

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画像ではわかりづらいですが、実は片栗粉のダマができています。クリームは固まっているので、ダマができてしまった場合、見える範囲で取り除いてください。

4.粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて、冷やす

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ポリ袋に入れたほうが後の作業も楽になるのでおすすめです。

盛りつけ

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冷めた米粉タルトに、チョコカスタードとアップルフィリングを盛りつけたら完成です。

盛りつけた後のタルトを運ぼうとすると、具の重みでタルトが折れたり変形するリスクがあるので取り扱いには注意してください。

1.タルトにチョコカスタードを敷く

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ポリ袋の底の端っこを切ってください。端からチョコカスタードがこぼれないように注意しましょう。

切ったところからタルトの中にチョコカスタードを入れてください。

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チョコカスタードを入れたら、シリコン製のヘラなどで平らにします。

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平らにし終わりました。

2.アップルフィリングを乗せる

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タルトの外側からアップルフィリングを乗せていくとやりやすいです。

大きかったり厚みのあるものリンゴを外側に、薄くて小さめのリンゴは内側に乗せると見た目もきれいです。

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アップルフィリングを乗せ終わったら、完成です。

作り方のコツ

最初にタルトを作ってから、アップルフィリング、カスタードを作るといいと思います。

タルトは作る時間はかかりませんが、寝かせてから食べられるようになるまで時間がかかるからです。

カスタード、アップルフィリング、タルトと3つも作るので、手順も多いのですが、どれも冷やしてから食べるので、翌日くらいまでなら作り置き可能です。

タルトだけ当日作って、翌日にアップルフィリングとカスタードを作って合わせるということもできます。