ホワイトカカオを知っていますか?かなり貴重なカカオ豆として、ショコラティエやチョコマニアに人気がある豆です。
滅多に手に入るものではありませんが、どのような特徴があるのか紹介します。
ホワイトカカオとは?
ホワイトカカオの特徴は中に入っている豆が白いことです。普通のカカオ豆は豊富なポリフェノールにより紫色なのですが、ホワイトカカオはポリフェノールが少ないため白くなっています。
ポリフェノールは健康効果がある反面、えぐみや苦み、渋みの原因でもあります。ホワイトカカオはポリフェノールが少ないため、苦みや渋みが少ないです。
苦みや渋みが少ないということはおいしいということで、人気があります。ホワイトという名前ではありますが、チョコレートに加工すると茶色になります。
ちなみに、スーパーで売っているホワイトチョコは普通のカカオ豆からとれたココアバターに乳製品を混ぜたものでホワイトカカオとは別物です。
ホワイトカカオが貴重な理由
ホワイトカカオはカカオの原種に最も近いと言われるクリオロ種に分類されます。メキシコやペルーの一部地域でのみ栽培され、チョコレートの中でも生産量が数パーセントしかないという貴重な種です。
そして、ホワイトカカオの貴重度はさらにその上を行きます。純粋に真っ白いホワイトカカオをつけるのはクリオロ種の中でも3割から4割しかありません。
1000本のうち1本あるかないかの確率だそう。
ホワイトカカオを使った商品
貴重な豆ではありますが、ホワイトカカオを使ったチョコレートを購入することはできます。
①テオブロマ「ペルーホワイトカカオミルク45」
テオブロマは土屋公二氏のブランドで、この商品は2017年度のICA アジア・パシフィック大会で金賞を受賞しました。
ペルー ホワイトカカオミルク45 | BeanToBar | テオブロマ[公式通販]|渋谷のショコラティエ
②パカリ「ピウラケマゾン 70% チョコレートバー」
パカリはエクアドルのチョコレートメーカーです。このチョコレートは2012年と2013年のインターナショナル・チョコレート・アワードで金賞を受賞しています。
【通販】PACARI ピウラケマゾン70%チョコレートバー – ショコラ ドゥ シマ
機会があれば味わってみよう!
ホワイトカカオは貴重なので、ビーントゥバー系のショップでもなかなか見かけませんが、あるところにはあるので(笑)興味があるなら購入してみてください。