ジャンドゥーヤを知っていますか?ボンボンショコラの中身によく入れられていますが、実際はよくわからず食べていたりしませんか?
もちろん、由来や詳細を知らなくてもおいしいですが、知っていればもっとおいしくなります。
ジャンドゥーヤとは?
ローストしたヘーゼルナッツをペーストにしてからチョコレートを混ぜたもので、最初に作ったのはイタリアピエモンテのチョコレートメーカーであるカファレルです。
ナポレオンの時代にカカオ豆の輸入が難しくなり、イタリアの名産であったヘーゼルナッツを混ぜ込んだのが始まりです。
ちなみに、カカオ豆よりも大量に収穫できる地場産のヘーゼルナッツを使ったほうが値段も安くできました。
名前の由来はこれは仮面をつけて行う即興劇である歌劇「コンメディア・デッラルテ」の正直者の農民であるジャンドゥーヤから名づけたそうです。
プラリネとの違いは?
ローストしたヘーゼルナッツと砂糖を混ぜ、ペーストにしたものがプラリネです。つまり、ジャンドゥーヤとの違いはチョコレートが入っているかどうかになります。
おすすめのジャンドゥーヤ
カファレル
ジャンドゥーヤといったらカファレルは外すことはできません。濃厚な甘さにファンも多いです。
ジャンドゥーヤクリーム
ジャンドゥーヤはお菓子以外にもクリームとしても販売されています。パンやアイスにトッピングしたり、お菓子の材料に使うことができます。
ジャンドゥーヤは手作りできる
作り方を知ると少しハードルが高そうに感じますが、実は難しくはありません。
一番難しいのはスーパーではなかなか売っていない無塩のヘーゼルナッツの入手だと思います(笑)
今回はクラシルのレシピのリンクを貼っておきます。このレシピではヘーゼルナッツの代わりにアーモンドを使用していますが、お好みのナッツでいいそうです。
ジャンドゥーヤを味わってみて!
ジャンドゥーヤはヘーゼルナッツとチョコを混ぜ合わせたペーストです。一番最初に作ったのはイタリアピエモンテのチョコレートメーカーであるカファレルで、ナポレオンの時代までさかのぼります。
カカオ豆が輸入できなくなったため、カカオ豆節約の一環として苦肉の策で生まれたジャンドゥーヤですが、今でも親しまれているお菓子です。
原料のヘーゼルナッツはヨーロッパでは一般的ですが、日本では高価に分類されるナッツでもあります。