愛しの板チョコを守り抜け!美味しさを長く保つための正しい保存方法

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チョコレートは雪や氷よりも根性はありますが、暑さで溶けた挙句に、ブルームが発生します。

ブルームが出てしまうとおいしくない上に、「うわ~ん、これ高かったのに~」と泣いてしまうのです。

たとえ、やっすい板チョコでも、「せっかく買ったのに~」とやっぱり泣きながら、スーパーかコンビニに買いなおしに行く羽目になります。

今回は溶けちまった悲しみに暮れないため、最後までおいしく食べられる板チョコレートの保存方法を紹介します。なお、ブルームについての詳細は別記事に書いています。

チョコが白くなってしまうブルームの原因は?再利用はできるの? - ショコラの読み物

 

チョコレートに最適な保存場所は?

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板チョコレートの最適な保存場所は日の当たらない涼しい場所です。じゃがいもとかの根菜類と基本的に同じ。

大体は25℃から28℃以下での保存が推奨されている商品が多いですが、理想は20℃くらいです。

冷暗所に置く理由は高い湿度と直射日光はチョコの味の劣化の原因になるからです。チョコレートが好む環境は吸血鬼と似ています。

20℃が保存に最適なのはどうして?

なぜ、最適温度が20℃かというとこの温度の時くらいが一番チョコレートがおいしいから。冷えていると、チョコの味や香りが閉じていてあまりおいしくありません。

急に、おいしいチョコレートが食べたくなった時に、「やっぱりおいし!」と感激できる温度なのです。

それに、28℃くらいの温度帯は溶けたりブルームのリスクと背中合わせとなります。これより温度が上がるとアウトなことも多いですし。

20℃より低い温度での保存の場合は、「あー、チョコの香りがあまりしないなー」とちょっとがっかりしながら食べるか20℃前後の室温に20分ほど置く必要があります。

チョコレートに最適な保存方法は?

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最適な保存方法はチョコを隙間なくアルミホイルに包んで、ジップロックに入れることです。

チョコレートは匂いを吸いやすい上に、味も落ちてしまいやすいので少しでも味の劣化を防ぐためにアルミホイルの鎧とジップロックという寝袋が必要です。

おいしく食べられる期間

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基本的に長期保存が可能な板チョコレートですが、開封すると味が落ちていきます。個人的な経験ではどんなにいい感じの場所においても1ヶ月くらいが限度です。

高級なチョコレートの中には保存期間が長くなればなるほど、熟成が進んで味の変化が楽しめるものものあるみたいです。

ただ、基本はどのチョコレートも早めに食べることが大切です。なにせ熟成させておいしくなるかどうかわかりませんし。

冷蔵庫で保管する場合

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冷蔵庫はチョコレートにとって寒すぎますし、凍えてそうですが、溶けるよりもマシです。夏場は容赦なく冷蔵庫に入れましょう。

冷蔵庫の中では野菜室に入れておくのがいいのですが、その場合でもアルミホイルに包んで、ジップロックに入れます。

冷蔵庫保存したチョコレートをおいしく食べるコツ

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2つあります。

 

・香りとか気にせず、バリボリと噛み砕きながら食感をしこたま楽しむ。

・室温で20分ほど置き、味や香りをじっくり楽しむ。

 

どちらがいいかはお好みですが、ブログ主は待てない派なので、バリボリ食べちゃうことが多いです。

今気づきましたが、家事とか他の事やってるときっとそれくらいの時間は余裕で過ぎる気がするけど、食べたい時にすぐ食べたい。

で、話を戻しますが、室温に出しておくと、チョコレートもちょっと柔らかくなるし、香りも出てくるので本来の味わいを楽しめます。

冷えたままのチョコは香りが弱いため、食感を楽しむのに向いています。夏場の熱い時に凍った板チョコを食べるのもまた至福です。

冷蔵庫で保存したチョコレートの注意点

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冷蔵庫と室温の温度差によってチョコレートの表面に結露が出ることがあります。見た目は運動で汗かいたみたいに見えますが、結露はブルームの原因になります。

そのため、冷蔵庫から出したチョコレートは室温に戻したら、表面の水気を拭いてから早めに食べてください。

最初から食べる分だけ、冷蔵庫から出しておきましょう。

長期間保存したい場合は?

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板チョコレートは水分がないので長期保存が可能ですが、普通に保存してるだけでは未開封でも味は少しずつ落ちていきます。

そのため、チョコレートを長期保存したい場合は、なおさら適切な温度と湿度を保つことと日光に当てないことが大切になってきます。

ちなみに、チョコレートマニアはワインセラーで保存している人も多いそうです。

ブログ主はワインセラーについては全くわかりませんが、思った以上に値段もお手頃ですのでワインも楽しむ人か大量にチョコがある人はいいかもしれません。

おいしい板チョコを守り抜いて楽しもう!

気温が上昇するとチョコが溶け、ブルームが発生する確率が上がります。食べるのに問題はありませんが、まずいです。

早々に食べきってしまうかブルームが起きづらい環境で保管するか大切です。未開封でも温度変化によってブルームのリスクは付きまとうので油断は禁物。

基本的に板チョコの賞味期限は製造日から約2年と長いのですが、家庭レベルの設備でおいしさを保ちながらの長期保存は厳しいです。

ただ、珍しいチョコを見つけると、食べきれないくらい買っちゃいますよね。本当にこの世はチョコレートで溢れていて、実にめでたい。