最近はスーパーやコンビニでも見かけるようになったルビーチョコレートですが、なぜピンクなのでしょう。
普通のチョコレートは茶色いのに、ルビーチョコレートだけはピンク色です。しかも、味も普通のチョコレートと違います。
なぜピンクなのか、味も普通のチョコレートとは違うのか気になったので調べました。
ぜひ同じ疑問を抱いた方はこの記事で、疑問を解決してください。
ルビーチョコレートとは何?
ミルク・ダーク・ホワイトに続く第4のチョコレートと言われているのがルビーチョコレートになります。
原料であるカカオ豆は南米で収穫ができるピンクカカオ豆と呼ばれるもので、鮮やかなピンク色が特徴です。
鮮やかなピンク色は着色料を使用していない天然のもので、加工によって退色しやすいという特徴があります。このピンク色を残すために10年かかったそうです。
通常のチョコレートは茶色い色素がポリフェノールなのですが、ルビーチョコレートの場合、ピンク色の色素がポリフェノールです。
いつからあるの?
ルビーチョコレートはスイスのチョコレートメーカー「バリーカレボー社」が2017年9月に発表しました。
ただ、その後、約1年間ほどはキットカットで有名なネスレ以外からは発売されなかったため、コンビニやスーパーなどの店頭で見かけることはほとんどありませんでした。
現在はメーカーに関係なく販売できるようになったので、ネスレ以外のメーカーからも発売され、一部はスーパーやコンビニでも購入することができます。
成分は?
ルビーチョコレートだから特別な成分があるわけではなく、ミルクチョコレートと同等で、乳脂肪分と糖分が多いです。
また、原材料にクエン酸やベリー系の果汁といった酸味料や香料が添加されていることがほとんどですが、栄養成分に影響を与えるほどではないでしょう。
元々、砂糖とミルクの割合が多いミルクチョコレート自体にも健康効果は低いので、ハイカカオチョコレートのような健康効果は期待しないほうが無難です。
味は?まずい?
ルビーチョコレートを口に含むと最初、ミルキーな味が広がり、次にはベリー系を思わせる甘酸っぱい味わいが続きます。
ルビーチョコレートについて調べると、まずいという感想を見つけましたが、普通のチョコレートと思って食べるとおいしくないと感じる人もいると思います。
いちごみるくのように甘いわけではなく、牛乳と酸味というあまり馴染みのない組み合わせなので、苦手意識を持つ人もいるでしょう。
ネガティブに例えるなら、梅干しに牛乳を混ぜたようなイメージの味に近いと思います。
どこで買える?
この記事を書いている2021年現在はスーパーやコンビニでも時々、発売されています。時期によってはないこともあるので、こまめにチョコレート売り場を見てみましょう。
ただし、製菓用チョコレートに関してはバレンタインシーズンであってもなかなか店頭に並ぶことはありません。
店以外にもアマゾンや楽天などのネット通販でも購入することができます。こちらでは製菓用も簡単に購入することが可能です。
ルビーチョコレートを食べてみよう
普通のチョコレートは甘さと苦みの調和を味わうものですが、ルビーチョコレートはミルキーさと甘酸っぱさを味わうチョコレートです。
そのため、他のチョコレートと比べて好き嫌いが分かれている印象がありますが、まだ食べたことがない方はぜひ食べてみてください。