ガトーショコラとはどのようなケーキか具体的に知っていますか。チョコレートケーキってどんな違いがあるのだろうと疑問に思う人もいるかもしれません。
どちらもチョコレートを使ったケーキであることに変わりはありませんが、チョコレートケーキと一括りにされているわけでもないんですよね。
今回はガトーショコラとはどのようなケーキで、どういう起源なのかを中心にチョコレートケーキとの違いについて紹介します。
違いを知ったら、ガトーショコラがさらにおいしくなること間違いなしです。
ガトーショコラとは?起源は?
ガトーショコラはチョコレート・小麦粉・卵・ココア・バターなどを混ぜて焼きあげたケーキになります。
トッピングにホイップクリームや粉糖、ミントがかけられることが多いです。
起源
起源は1700年代のフランスで、1719年に貴族であるコンラッド・ハッガーが手帳にチョコレートトルテのレシピを書き残しています。
さらに、1746年の料理本にチョコレートのビスキュイが紹介されていますが、小さい焼菓子ともホールケーキともいわれていて詳細はよくわかりません。
フランスと日本との違い
フランスではガトーショコラはチョコレートケーキ全般を指す言葉で、一般的なガトーショコラはクラシック・オ・ショコラと呼び、定番のおやつでもあります。
各家庭ごとにレシピがあり、おばあちゃんのケーキという愛称もあるくらいです。
チョコレートケーキとの違いは?
日本ではガトーショコラはチョコレートを焼きあげたケーキ、チョコレートケーキはチョコレートクリームでデコレーションしたケーキというようにぼんやりとした区別があるように思います。
ただ、ハッキリとした区別ではないので、グーグル画像検索をすると下画像のようにチョコレートケーキの中にガトーショコラも混ざっています。
このように、間違いはありませんが、「チョコケーキ食べたい」と言った人にガトーショコラをあげたら、「え?これじゃない」みたいな感じでイメージの違いが発生しそうです。
ガトーショコラをおいしく食べよう!
フランスではチョコレートケーキの総称であるガトーショコラは、日本でもフランスでもチョコレート・小麦粉・バター・卵を混ぜて焼いたケーキを連想する人が多いクラシカルなケーキです。
一方、チョコレートケーキはチョコを使ったケーキの総称で、ガトーショコラも本来であれば含まれています。
ただ、チョコクリームでデコレーションしたケーキを思い浮かべる人のほうが多いと思われます。