チョコレートを通販しようとうきうきでサイト巡りをしていると時々目に付くのがICA受賞というもの。
受賞ということはすごいのだろうとは思うのですが、具体的にどうすごいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事ではICAがどういうものなのか紹介するので、チョコレート選びの参考にしてみてください。
ICA(インターナショナル・チョコレート・アワード)とは?
簡単に要約すると、チョコレートの世界大会です。発足が2012年とかなり新しかったりします。
組織はコンクールを通して、
・高級チョコレートとそれを作る組織、職人の支援
・高級チョコレートの市場の発展
・カカオ農家の支援
を目的としています。
完全に独立した組織のため、ブランドや広告とは関係なく審査されるのが特徴です。
ICAの仕組み
審査されるのは年に1回だけで、予選である地域予選と決勝である世界大会があります。
地域予選はエントリー数に応じて、地域分けが行われ、日本が所属するアジアパシフィック部門やイタリア・地中海部門、スカンジナビア部門と様々な部門があるのが特徴です。
審査員はパティシエやブロガー、バイヤーなどチョコレートの専門家たちです。
カテゴリ
チョコレートはこの記事を執筆している2021年現在大きくプレーンバー、フレーバーバー、ボンボンショコラ、スプレッド、ドリンクとわかれています。
そして、各部門の中にミルク、ブラック、ホワイトと分かれていて、さらに、フィリングが入ったものなどととにかく細かいのが特徴です。
これもひとえに公平な審査のためなのですが、細かさにびっくりします。
受賞について
各カテゴリごとに金賞が1つ、銀賞が最大5つと銅賞多数が選ばれます。
銀賞が最大5つというのは必ずしも上限の5つまで選ばれるとは限らないからです。同省については数の制限はありません。
ICAを受賞した日本のチョコレートブランド
ICAを受賞したブランドは日本だけでもかなりあるので、有名メーカーだけ紹介します。
①テオブロマ
チョコレートの魔術師と言われる土屋公二氏のブランドです。
2018年に銅賞を獲得したのは「BeanToBar マダガスカル カカオプロジェクト」で、現在も購入することができます。
BeanToBar マダガスカル カカオプロジェクト | BeanToBar | テオブロマ[公式通販]|渋谷のショコラティエ
②Minima
日本のBean to barの先駆けと言われるクラフトチョコレートのブランドです。
NUTTY、FRUITY、’Arhuacoが獲得しています。
Bean to Bar 板チョコレート – Minimal -Bean to Bar Chocolate- _ TOKYO
③Le chocolate H
有名パティシエの辻口博之氏のブランドです。過去の受賞したチョコレートはサイトで確認することができます。
ICA受賞のチョコレートを見つけたら楽しんでみよう!
ブランドによってはICA受賞のチョコレートを購入することができます。
フレーバーノートや好みのカカオ分を基準にチョコレートを選ぶのがいいとは思いますが、迷った時はICAを受賞したものを選ぶのもいいかもしれません。