チョコレートの4大発明とは何?

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現在、チョコレートをおいしく食べることができるのは、4つの発明があるからです。そこには多くの人たちの試行錯誤の歴史があります。

その熱意や情熱は激レアさんを連れてきたに出演してほしいレベルですごく、試行錯誤してしまった人たちがすでに故人なのが残念です。

それくらいチョコレートの歴史はドラマティックで想像が掻き立てられますし、知れば知るほどおいしくも感じます。

というわけで、今回はチョコレートの4大発明につてお伝えします。

チョコレートの4大発明①ココア

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1828年オランダ人のC.J.バンホーテンさんがココアの製造法で特許を取得しました。現在もバンホーテン社はあり、スーパーで見かける金色のココア缶の製造元です。

世界的にもココアといったらバンホーテン!と認知されているくらいにメジャーなココア会社です。

ココア発明以前のチョコレートはカカオ豆をすりつぶしてドリンクにしていたのですが、欠点がありました。

含まれるココアバターのせいで水や油に溶けづらかった上に、発酵の酸味がきつかったりして、まだちゃんとおいしいとは言えない代物です。

バンホーテンさんが特許を取った発明は2つ

バンホーテンさんはアルカリで酸を中和し、カカオ豆の渋みなどを減らしました。これをダッチプロセスといいます。

さらに、カカオ豆を圧縮してココアバター取り出す機械まで発明までしたのです。チョコレートを飲みやすくしたかったという熱意が伝わってきます。

ココアバターを取り除いた後に残ったカカオ豆を細かく砕いたのがココアです。この時点でのココアバターはまだココアを作った時の副産物でしかありません。

これにより、誰もがおいしいと思えるチョコレートドリンクが誕生したのです。ちなみに、アルカリ処理と圧縮の工程は現在も行われています。

チョコレートの4大発明②イーティングチョコレート

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現在、皆が通常思い浮かべるチョコレートに近いものが生まれたのは1847年のこと。日本では江戸時代後期に当たります。

イギリスの菓子職人ジョセフ・フライさんがカカオ豆、砂糖、ココア製造の副産物であったココアバターを混ぜて、イーティングチョコレートを作ったのです。

現在で言えば、ダークチョコレートに近いものの完成です。ただし、同じなのは原材料と風味までで、まだ現在のチョコレートとはいえません。

しかしながら、まだ冷蔵庫も冷凍技術もない時代なので、長期保存できて持ち運びしやすいという利便性が受けて、流行しました。

ヨーロッパは涼しいため、そんなにチョコレートが溶ける心配をしなくても良かったのも流行の理由だとは思います。

チョコレートの4大発明③ミルクチョコレート誕生

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現在、日本のお菓子売り場で売られているもっともポピュラーなチョコレートはミルクチョコレートだと思います。

発明されたのは1879年のこと。それ以前もチョコに牛乳を混ぜたものはありましたが、ココアバターと混ざりが悪いや保存性が悪くなるなどのデメリットもありました。

それを解決したのが、濃縮ミルク(加糖練乳)です。濃縮ミルクとチョコレートを長い間、冷やしながら混ぜると余計な水分が蒸発し固まるという仕組みです。

この工程により、ミルクの成分とココアバターもよく混ざるようにはなりましたが、食感は現在のような滑らかさはなく、ざらついた食べ物でした。

チョコレートの4大発明④コンチェ

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コンチェ=コンチング

チョコレートの4大発明の最後であるコンチェが誕生したことにより、褐色の宝石とも呼ばれる現在のチョコレートが完成しました。

コンチェとはカカオ豆や砂糖を細かく細かく潰して、チョコレートを滑らかにする機械のことで、この機械を使った作業のことをコンチングと言います。

コンチング作業により余計な水分も蒸発するので、型へ入れる作業もしやすくなり、作業効率もアップし良いこと尽くめです。

これにて、現代まで食べられ続けるチョコレートが完成したのでした。

発明したのは有名チョコメーカー創業者

コンチェを発明したのはロドルフ・リンツ。あのリンドールで有名なリンツの創業者です。

このコンチェを開発したまでは良かったのですが、その後は試行錯誤の連続で失敗続き。

成功の転機は金曜日の夜に、失敗続きだし、周囲からもばかにされるしと嫌気がさしてしまい、機械の電源を切り忘れたまま、帰宅したことでした。

月曜日に出社してみると、滑らかなチョコレートが完成していたのです。塞翁が馬や災い転じて福となす的なことわざばりの出来事でした。

先人たちにただ感謝

チョコレートの4大発明とは、ココア、イーティングチョコレート、ミルクチョコレート、コンチェのことです。

カカオ豆やチョコレート自体には長い歴史があるのですが、現在のような固形のチョコレートが食べられるようになったのは1800年代後半で、日本では明治時代のことです。

長い試行錯誤とかうっかりミスとかによって現在の極上のチョコレートが誕生したことを思うと、一チョコ好きとしては奇跡としか思えません。

偉大なる先人たちにただただ感謝をして、今日もおいしくいただきます。チョコが今日もおいしいなー。