ピーナツバターを入れたチョコレートプリンを作りたいと思い、プリン作りを始めたのは1月後半。
その後、理想の食感を求めて、チョコレートプリンを作っているうちに、出来上がったのはノーマルなチョコレートプリンでした。
いやー、フライパン蒸しで作るチョコレートプリンはすが入りやすいうえに、固まらないこともあり、色々なレシピを見たりして試行錯誤してしまいました。
そのため、このブログのレシピでチョコレートプリンを作ってみようと思った方は、最後の蒸しの工程だけは特に気をつけてください。
材料
ミルクチョコレート 50g(今回は明治ミルクチョコレートを使用)
牛乳 200ml
卵(Mサイズ) 2つ
使用する道具
包丁
計量カップ
鍋
ヘラ
ボウル
泡立て器
ざる
アルミホイル
キッチンペーパー
フライパン
蓋
作り方
1.チョコレートを細かく刻む
2.鍋に牛乳と1のチョコレートを入れ、中火で温めて溶かして冷ます
3.冷めた2に解きほぐした卵を入れ、よく混ぜる
4.3をざるで濾しながら、ボウルに入れる
4.お湯を沸かす
5.3のプリン液を容器にできるだけ均等に入れ、アルミホイルを被せる
6.フライパンの底にキッチンペーパーを2枚ほど敷き、5を並べる。お湯を容器の半分ほど入れ、ふたをしてとろ火で15分蒸す
7.粗熱が取れるまでそのまま放置(約1時間)
8.冷蔵庫で冷やす
手順別作り方のポイント
1.チョコレートを細かく刻む
細かく刻んだほうがチョコレートがきれいに溶けやすいです。下記画像のように角や尖ったところから刻んでいくと刻みやすくなります。
面倒くさければ、手で割り入れてもいいですが、細かく刻んだ場合よりも鍋底などに溶け残りやすいのでヘラでしっかりこすってください。
2.鍋に牛乳と1のチョコレートを入れ、中火で温めて溶かして冷ます
鍋に牛乳と刻んだチョコレートを入れて中火で加熱し、一度沸騰させてから火を止めます。沸騰させたほうがチョコレートがよく溶けます。
溶け残りは泡だて器で優しく混ぜると溶けますが、どうしても溶け残りは出るのでたくさん混ぜる必要はありません。
それ以外にもチョコレートが鍋底や側面にくっついて溶け残ることがあるので、ヘラで優しくフライパンの底や側面をこするように混ぜてましょう。
シリコン製のへらが使いやすいです。
こんな感じになります。あとは10分ほど放置して、冷まします。
3.冷めた2に解きほぐした卵を入れ、よく混ぜる
最初に卵を泡だて器で混ぜ、冷めた2に入れ、よく混ぜます。2が熱すぎると卵に熱が入る可能性があるため、必ず冷まします。
画像がぼやけてすみません。最初は卵とチョコ牛乳液がまだらですが、混ぜていくと下画像のように混ざります。
4.3をざるで濾しながら、ボウルに入れる
ざるで濾したほうが食感が滑らかになり、おいしいです。茶こしでは詰まることがあるので、金ざるがおすすめ。
ざるがない場合、食感は多少、劣りますがなければ、この作業は省略してください。
金ざるには卵の白身や溶け残りのチョコが結構入ります。
しかし、濾すと滑らかです。
4.お湯を沸かす
このお湯はあとでフライパンに入れるので、やかんでお湯を沸かしたり、計量カップなど注ぎやすい道具を用意してください。ガンガンに沸騰させた熱湯を作ります。
5.3のプリン液を容器に均等になるように入れ、アルミホイルを被せる
お湯を沸かしている間にプリン液を容器に入れ、アルミホイルを被せます。こうすることで、蒸している最中に中に水分が入りません。
容器はできれば大きさを揃えてください。
アルミホイルは下画像のように、容器よりも少し大きめに四角く作ると被せやすいです。折り目をつけると、はさみなどの道具を使わずともきれいに切れます。
6.フライパンの底にキッチンペーパーを2枚ほど敷き、5を並べ、お湯を容器の半分ほど入れ、ふたをしてとろ火で15分蒸す
キッチンペーパーを敷くことで、火のあたりが柔らかくなります。お湯を入れる時はプリン液にお湯がかからないように注意してください。
お湯は下記画像くらいが目安です。
蓋は加熱中は絶対に開けないでください。すを入れないコツは最初の5分間だけでも沸騰直前の温度をキープしながら、卵液に火を通すことです。
表面が下記画像のように固まってプルンとなっていたら、中まで火は通っています。柔らかめが好きな人はこの段階でプリンをフライパンから取り出し、冷ましてください。
最初にお湯を入れることで、プリンにすが入りづらくなります。お湯が多すぎると容器に入ってしまうのでダメですが、少なすぎてもすが入りやすくなるので、注意です。
7.粗熱が取れるまでそのまま放置(約1時間)
余熱でも火が通っていくので少しだけですが固さが増します。
8.冷蔵庫で冷やす
粗熱が冷めてからラップをかけて冷蔵庫に入れてください。熱い状態のものを冷蔵庫に入れると腐敗の原因になります。
食べ頃・日持ち
冷蔵庫で半日以上寝かせてください。作った翌日が味が馴染んでおいしいです。
おいしくなるのは翌日以降ですが、2~3日以内には食べきってください。
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