ホワイトチョコレートが好きという方も多いと思いますが、チョコレートは好きだけどホワイトチョコレートは嫌いという方も少なくないと思います。
今回はなぜ、ホワイトチョコレートが白いのかを中心に、カフェイン量や健康効果について紹介したいと思います。
- ホワイトチョコレートが白い理由とは?
- カフェイン量は?
- 健康効果や栄養は?
- ホワイトチョコレートのカロリーは?太る?
- ホワイトチョコレートの太りづらい食べ方は?
- ホワイトチョコレートと相性のいい食べ物は?
- ホワイトチョコレートを美味しく食べよう!
ホワイトチョコレートが白い理由とは?
通常のチョコレートが茶色いのはチョコレートの色素であるカカオマスが含まれているからで、ホワイトチョコレートにはカカオマスが含まれていないため、白いのです。
ホワイトチョコレートの主な原料はココアバターと乳成分、砂糖などの甘味料になります。ココアバターとはチョコレートの原料であるカカオ豆の脂肪分のことです。
チョコレートの苦みや風味はカカオマスによるものなので、それを含まないホワイトチョコレートは脂肪分特有の口どけの良さと砂糖の甘さ、ミルクの風味が際立つのです。
ホワイトはチョコっぽくなくて嫌という方は、苦みや風味の成分であるカカオマスが入っていないことが原因の一つでしょう。
カフェイン量は?
ホワイトチョコレートの原料であるココアバターにはカフェインがほとんど入っていないとされています。
しかし、神奈川県衛生研究所の研究報告によると、ホワイトでもカフェインが含まれていましたが、含有量はカカオマスが入った茶色いチョコレートよりも少ないです。
カカオ豆とカカオマスとココアバターに分離する過程で、いくらかカカオマスのカフェインも入ってしまうのでしょう。
参考・チョコレート製品及びチューインガム中のカフェイン及びテオブロミン含有量の測定
健康効果や栄養は?
チョコレートと言えば、ポリフェノールや認知機能向上、お通じ改善といった健康効果です。
しかし、その効果があるとされるのはハイカカオと呼ばれるカカオ分70%以上のチョコレートだけで、ホワイトは残念ながら健康的メリットは期待できません。
ただし、ホワイトチョコに豊富に含まれるココアバターの油分がお通じ改善に効果がある可能性は否定できません。
ハイカカオチョコでお通じを改善の場合も、含まれるココアバターが排泄物の腸内での移動をスムーズにしてくれるからです。
ホワイトチョコレートのカロリーは?太る?
明治とロッテの板チョコを例に解説します。
明治ホワイトチョコレート1枚(40g) 235kcal
ロッテガーナホワイト1枚(45g) 279kcal
基本的にホワイトチョコレートは脂と砂糖の塊なので、カロリーが高いです。食べ過ぎれば当然ながら太ります。
太らないようにするためには摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにしなければいけません。
体重を気にしているけれど、ホワイトチョコレートが食べたいという方は低糖質のものを購入しましょう。
ただし、ホワイトチョコレートは脂肪分が豊富なので低糖質だから太らないわけではありません。
ホワイトチョコレートの太りづらい食べ方は?
基本的に太らない食べ方はないのですが、少しでも太りづらくする方法はあります。
お茶やコーヒーと一緒に食べる
コーヒーや緑茶は脂肪燃焼効果のある飲み物です。飲み物の水分でお腹も膨らむので、満足感を得やすく食べすぎも防ぎやすいというメリットもあります。
食べる分だけ取り出す
目の前に食べ物があると、お腹がいっぱいでも食べてしまうように人間はできています。
目の前に食べ物があるといつまでも食べたいという気持ちが収まらなくなるので、食べない分はしっかりと片付けましょう。
それに、お代わりしたいと思っても、お菓子を出すのが面倒くさかったり、冷静に判断できたりして食べ過ぎずに済みます。
どうしても止まらないという場合は、本当に好物のものかストレスが原因かもしれません。
ホワイトチョコレートと相性のいい食べ物は?
ホワイトチョコレートは濃厚な甘さ、ミルキーかつオイリーな味わいが特徴です。味に癖はないので、果物、きなこ、ごま、ナッツ類など多くのものと相性がいいです。
ただし、キウイやパイナップルはミルク系と合わせると苦みが強くなるので不向きです。
また、ホワイトチョコレートはココアバターと全粉乳といった乳成分が材料なので、カルシウムや脂肪分は豊富ですが、食物繊維やミネラルは不足しています。
フルーツやナッツは食物繊維とミネラルの両方が含まれているため、栄養バランスも良くなります。
ホワイトチョコレートを美味しく食べよう!
ホワイトチョコレートは健康意識の高い方にはあまりおすすめできませんが、濃厚な甘さとミルキーな美味しさ、口どけの良さから好きな人も多いです。
様々な素材と相性がいいので、フルーツやナッツといった定番を始め、野菜や豆と組み合わせたものもありバリエーションが豊富です。
最近は砂糖不使用タイプや低糖質タイプもあり、商品さえ選べばダイエット中の方も手に取りやすいでしょう。
ぜひホワイトチョコレートを楽しんでください。