ココアは栄養豊富だから、子どもに飲ませたいと考えていませんか?
ただ、実際、何歳くらいからどれくらいあげていいのか迷ってしまいます。
特に、ココアはカフェインが含まれているので、本当に子どもにあげてもいいのか疑問に思っているかもしれませんね。
この記事では子供にあげるココアの量と頻度と注意点について紹介しているので、子どもにココアをあげようかどうか迷ってるなら参考にしてみてください。
ココアを食べてもいい年齢は?
フォローアップミルクを飲み始めた頃から風味づけ程度に1杯につき耳かき1さじ程度のピュアココアを牛乳などと混ぜて与えても構いません。
フォローアップミルクが甘いので、ミルクココアではなく砂糖を含まないピュアココアを選んでください。
頻度に関しては1日1杯が目安にしましょう。
1歳を過ぎた子にはココアを薄めに入れたものをおやつに出しても大丈夫です。
注意点
カフェイン
ココアにはカフェインが入っているから心配になっている人もいると思いますが、ココアのカフェイン量は100g当たり200㎎程度で、ピュアココアで作ったココア1杯分にすると20㎎です。
ちなみに、コーヒー1杯が60㎎です。基本的にココアは他のカフェイン飲料よりもカフェイン量が少ないため、他でカフェインを摂らない限り心配するほどではありません。
ただ、カフェインに対する感受性は個人によって差が大きすぎるので、お子さんがカフェインが合わない体質の可能性はあります。
ココアを飲んだ夜に寝なくなったり、やけに気が立ったり、テンションが高いという場合、カフェインの影響かもしれません。
また、カフェインは常習性があるため、クセになりやすいというデメリットもあります。
食物繊維
ココアは食物繊維が豊富ですが、消化器がまだ未発達な幼い子どもにとって負担になることがあります。
1歳児に耳かき1杯分のココアは問題ありませんが、与えすぎには注意しましょう。
大量の食物繊維はお腹が緩くなったり、便秘の原因にもなることもあるのでお腹の様子をしっかりと確認してください。
年齢別ココアの目安
カフェインの観点から1日に対するココアの摂取量の目安を紹介します。
市販の森永ミルクココアのカフェイン量は微量なため、極端に弱い体質でないなら、どの年齢でも気にする必要はありません。
一般的なココア1杯のカフェイン量20㎎を基準に、
4歳から6歳 1日2杯
7歳から9歳 1日3杯
10歳から12歳 1日4杯(355mlのコカ・コーラ1本分)
13歳以上 一日当たり2.5mg/kg 体重以上のカフェインは摂らないこと。
なお、上記は2010年にカナダ保健省が発表した勧告を基準にしています。
前述したようにカフェインの耐性は人によって異なるので、これよりも低い場合も高い場合もあるのであくまでも目安にしてください。
子どもにとってのココアの適量を見極めよう!
ココアは他の嗜好品と比べてもミネラルも含んでいて栄養豊富なうえに、抗菌作用により虫歯にもなりづらいというメリットがあります。
捕食も兼ねた子どものおやつに最適ですが、微量なカフェインと豊富な食物繊維が体調に何らかの影響を与えるかもしれません。
特に、カフェインは個人によって許容量の差が大きいため、母親はカフェインに強くても子どもは弱い可能性があります。
いつもなら眠い時間帯なのに、目がランランと輝いていたり眠くなさそうな場合はカフェインの効果かもしれません。