口の中で舌にまとわりながらも滑らかにとろけていくのが生チョコレートの最大の魅力ですが、濃厚なので少量で満足して、結構余ってしまうことってありませんか?
量が多い商品も多いですし、手作りも多めにできがちなので、数日がかりで食べきる人も少なくないと思います。
生チョコはシンプルゆえに味が落ちやすい繊細な食べ物なので、最後までおいしく食べきるためには正しく保存することが大切です。
今回は生チョコレートの保存方法と賞味期限について解説するので、参考にしてください。
生チョコの賞味期限
手作り
家庭での手作りの場合、2日から3日が限度と考えましょう。
プロの現場と違って、消毒が徹底されているわけではないので雑菌が繁殖しやすいというデメリットもあるからです。
そのうえ、生チョコも野菜などと同じように鮮度があり、時間の経過とともにおいしさが落ちていきます。
作って冷やし固めた直後が一番おいしいので、食べきれる分だけ作って、冷やし固めたら早めにいただくのが理想です。
市販
未開封であれば、パッケージ掲載の賞味期限を守れば大丈夫です。
メーカーによりますが、製造から20日前後が賞味期限であることが多いです。
前述しましたが生チョコには鮮度があるので、食べるのが早ければ早いほどおいしいので、賞味期限に関わらず早めに食べましょう。
生チョコの保存方法
冷蔵保存も冷凍保存も可能ですが、どちらの場合もにおいが移りやすいです。
変なにおいがする生チョコを錬成しないためにもケースに入れてからジップロックに入れましょう。
手作りの場合もタッパーに入れるか、ラップに包んでからジップロックに入れて、できるだけ余計な食べ物のにおいが移らないようにします。
生チョコは水分量が多いので、腐りやすくカビが生えることもあるため、常温に放置しておかないで、保存は冷蔵庫で冷やすのが基本です。
冷蔵保存
冷蔵庫の野菜室に入れてください。
食べる時は室温に20分ほど出しておくと滑らかな食感を楽しめます。
ただ、夏の暑い日は冷蔵庫から出したばかりのものを食べてもおいしいです。その場合、チョコの香りはあまりしませんがひんやりとした食感を楽しめます。
冷凍保存
冷凍保存の場合はブルームを出さないために少々手間がかかります。
チョコレートは急激な温度変化を嫌うので、まずは冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから、冷凍庫に入れます。
食べる時も急激な温度変化を避けるために、冷凍庫から冷蔵庫の野菜室に1時間ほど入れておいてからいただきます。
冷凍庫から出してすぐに食べることは可能です。この場合、ちょっと固いチョコレートアイスといった感じで楽しめます。
メーカー別生チョコの賞味期限
基本的にどのメーカーも商品に賞味期限を掲載しています。
ロイズ
製造から1ヶ月が賞味期限です。
シルスマリア
賞味期限は製造から約4週間です。
モンロワール
製造日から約25日間です。
中村藤吉本店
冷蔵で14日間です。
メゾンカカオ
通信販売の場合、発送日から21日間です。
最後の一口までおいしく食べつくそう!
生チョコレートを保存する場合、ケースごとジップロックに入れてから、冷蔵庫の野菜室に入れます。
冷凍保存の場合は冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから冷凍庫に移し、解凍する時も冷蔵庫に1時間ほど入れてください。
冷蔵庫から出したてのひんやりとした食感もおいしいですが、室温に20分ほど置いたものもチョコの香りが開いておいしいです。
冷蔵庫や冷凍庫から出したばかりのものはチョコの香りはあまりしませんが、ひんやりとした食感を楽しむことが可能です。