準チョコレートとは何?まずい?太る?チョコレートとの違いも解説

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毎日チョコレートの類を食べていて、ふと気になったことがあります。それはパッケージに書かれている準チョコレートという表示です。

準という感じにはそれに近いものという意味があるそうで、つまり、準チョコレートはチョコレートに近いものということなのでしょうか。

しかし、成分表示を見ると、準チョコレートにもカカオマスが入っていてしっかりとチョコレートになっています。

あまりにも気になったので、準チョコレートとチョコレートの違いなどについて調べたので、ブログ記事として同じ疑問を持った方にシェアしたいと思います。

準チョコレートはチョコレートの規格の1つ

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日本に流通するチョコレートは、全国チョコレート業公正取引協議会によって定められた、「チョコレートの表示に関する公正競争規約」というルールに従っています。

これはチョコレートの業界が自主的に日本国内のスーパーなどで販売するチョコレートの表示などに関するルールを決めたもので、法律ではありません。

 全国チョコレート業公正取引協議会は以下の4つにチョコレートを分類しています。

 

・チョコレート

・準チョコレート

・チョコレート菓子

・準チョコレート菓子

 

これらはパッケージの表面や裏側の商品情報欄に書かれているので、すぐにわかります。

チョコレートと準チョコレートとの違い

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チョコレートと準チョコレートはかなりかなり細かく定められていますが、違いは以下の通りです。

 

【チョコレート】

以下の3つのうちのどれかに当てはまったものがチョコレートです。

 

①カカオ分が35%以上でそのうち、ココアバターが18%以上あるもの

②カカオ分が21%以上で、そのうちココアバターが18%以上あるもの。乳固形分がカカオ分と合わせて35%以上で乳脂肪分が3パーセント以上。水分が3パーセント以下

③カカオ分が21%以上でそのうちココアバターが18%以上。乳固形分が14%以上、そのうち乳脂肪分が3パーセント以上あり、水分が3パーセント以下のもの

 

【準チョコレート】

準チョコレートは次のうち、どちらか1つに当てはまったものです。

 

①カカオ分が15%以上でそのうちココアバターが3%以上。脂肪分が18%以上。水分が3%以下のもの。

②カカオ分が7%以上で、そのうちココアバターが3%以上。脂肪分が18%以上。乳固形分が12.5%以上で乳脂肪分が2%以上。水分が3%以下

 

準チョコレートもチョコレートも水分が少ないのは共通していますが、カカオ分については準チョコレートはチョコレートの半分以下しか含まれていません。

また、準チョコレートはチョコレートにはない脂肪分の決まりがあります。こちらは乳脂肪分とココアバターも含められていますが、植物などの別の油脂でもいいのです。

なぜこのような違いがあるかというと、準チョコレートのほうが原価が安くなるからです。

元々、準チョコレートは子ども向けの駄菓子やお菓子に多く使われているため、価格を抑える必要があるのではないでしょうか。

チョコレートと準チョコレートの味の違いは?

チョコレートに比べて、準チョコレートのほうが甘みが強いものが多いです。多くは安価な価格の子ども向け製品に使われているため、当然かもしれません。

また、カカオマスの量も少ないので、チョコレートらしい味も少なめです。

チョコレート菓子と準チョコレート菓子について

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チョコレート菓子と準チョコレート菓子の違いについてお伝えします。

 

【チョコレート菓子】

前述したチョコレートに、全重量の6割以上がナッツやクッキーといったチョコレート以外のもので構成されたものです。

ナッツやクッキーが全重量の6割未満であれば、チョコレートに分類されます。

 

【準チョコレート菓子】

前述した準チョコレートに、全重量の6割以上がナッツやクッキーといった準チョコレート以外のもので構成されたものです。

チョコレート菓子同様、ナッツやクッキーが全重量の6割未満であれば、準チョコレートに分類されます。

 

分類上、菓子かそうでないかは製品に占めるチョコレート以外のものの割合によります。

お菓子の重量中チョコレート使用量が4割未満であればチョコレート菓子に分類され、準チョコレート使用量が4割以下ならば、準チョコレート菓子です。

準チョコレートはまずい?太る?体に悪い?

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準チョコレートについて調べると、様々な意見を見つけました。ここではその中でも特に多かった「まずい」「太る」「体に悪い」について書いていきます。

準チョコレートはまずいの?

準チョコレートの味は前述したとおり、甘みが強く、カカオの風味をあまり感じません。

そのため、チョコレートのカカオの香りを楽しみたい方にとってはまずいと思うのも仕方ないと思います。

また、様々なチョコレートを使用したお菓子を食べてわかったことですが、準チョコレートの中には独特の風味を持つものがあります。

好き嫌いが分かれそうな味のものもあるので、もしかしたら、それを指しているのかもしれません。

準チョコレートは太るの?

準チョコレートで太るかどうについては食べる量などもありますが、そもそもチョコレートで太りづらいとされるのはカカオ分70%以上のハイカカオチョコだけです。

チョコレートの脂肪分は体に吸収されづらいとされますが、それらもあくまでも前述したハイカカオチョコレートの話になります。

一般的なチョコレートも準チョコレートも使われている砂糖の量が多いため、食べ過ぎたら太るのです。

ただ、クッキーなどと合わさった準チョコレート菓子のほうがより糖質が高くなるので、もっとも太りやすいといえるでしょう。

準チョコレートは体に悪いの?

準チョコレートは砂糖の量が多く、植物油脂もチョコレートより多く使われているため、体に悪いとする人もいます。

ただ、原材料に関してはチョコレート及びチョコレート菓子であっても同じで、違うのは比率だけなので大差はないはずです。

たとえば、明治のアポロはチョコレートですが、原材料に最も多いのは砂糖です。アポロに限らず、店頭に並ぶチョコレートのほとんどに砂糖が多く使われています。

気になるようであれば、購入する前に原材料や商品表示を確認するかカカオ分70%以上のハイカカオの板チョコレートを購入するといいでしょう。

好みのチョコレートを食べよう!

準チョコレートはカカオマスが少なく、甘みも強いため、体に悪いや太る、まずいなどマイナスイメージも多いです。

しかし、準チョコ菓子である森永チョコボールを子どもの頃に食べていたという人も多いのではないでしょうか。

甘い味が好きで、お小遣いの少ない子どもでも買いやすいようにと当時の大人たちが作ったのが準チョコレートなのだと思います。

食べ過ぎたら太るのも体に悪いのも全食品共通なので、大切なのは自分の好きなチョコを適量食べることではないでしょうか。